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資料制作代行の料金相場 — ページ単価・総額・月額プランの実際

資料制作を外注しようと調べ始めると、1ページ2,000円という表示もあれば、10ページで50万円という会社もあります。同じ「資料を作る」でも価格が10倍以上ひらくため、どれが適正なのか判断しづらい領域です。

この記事では、各社が実際に公開している料金表をもとに相場を整理します。掲載する数値は、各社が自社サイトで公開している料金表を実際に確認したものだけを扱っています。確認日は2026年9月14日です。料金は改定されることがあるため、実際の発注時は各社の最新情報をご確認ください。

結論:1ページ5,000円〜20,000円が中心

資料制作代行会社のページ単価は、公開されている料金表を見る限り1ページ5,000円から20,000円程度に分布しています。デザインのみ(原稿と構成はこちらで用意する)か、企画構成から任せるかで、同じ会社でも倍近く変わります。

一方でフリーランスやクラウドソーシングは1ページ1,000円台から見つかります。ただし後述するとおり、任せられる範囲が違うため、単純に安い高いで比較できる相手ではありません。

公開されているページ単価の実例

料金を自社サイトで公開している会社から、実際の数値を挙げます。

資料制作代行会社2社の公開料金(2026年9月14日確認)
サービス ページ単価 条件
A社 スタンダード 5,000円〜/枚
ハイエンド 10,000円〜/枚
税別。修正2回まで。最低発注金額は初回取引のみ10万円。特急料金・オプション料金なし。月額支援プランは10万円〜/月
B社 20,000円/1ページ
(ブラッシュアップ 14,000円)
税抜。別途、企画構成費用10万円、デザイン基本料5万円、表紙デザイン費3万円、ライティング8円〜/文字。最低発注金額は通常制作30万円〜

いずれも各社が自社サイトで公開している料金表を2026年9月14日に確認したものです。料金は改定されることがあります。

この2社を並べただけでも、ページ単価に4倍の開きがあります。ただしこの差は品質の差というより、料金の組み立て方の違いによるところが大きいです。

ページ単価だけでは総額が決まらない

資料制作の見積りで最も誤解が生まれるのがここです。ページ単価が安く見えても、基本料や企画構成費が別建てになっていると、総額は単価の掛け算から大きくずれます。

B社は自社サイトに制作事例の総額を掲載しています。約6,600文字・13ページ(表紙、背表紙、目次を含む)・画像5点で、482,800円(税抜)です。

ページ単価20,000円に13ページを掛けると26万円ですが、実際の請求は約48万円。差額の22万円は、企画構成費用10万円、デザイン基本料5万円、表紙デザイン費3万円、そして文字数に応じたライティング費です。ページ単価だけを見て予算を組むと、倍近く外すことになります。

見積りを取るときは、次の項目が単価に含まれるかを必ず確認してください。

  • 企画構成費(何をどの順番で載せるかの設計)
  • デザイン基本料・初期費用
  • 表紙・裏表紙・目次のページ扱い
  • 原稿を書く作業(ライティング)が含まれるか
  • 図やグラフの作成が1点いくらで別請求になるか
  • 最低発注金額(10万円から30万円で設定している会社があります)

フリーランス・クラウドソーシングとの差

大手クラウドソーシングサービスが公式に出している発注相場では、パワーポイント作成は1,000円〜/枚、納期の目安は15日前後とされています。資料作成・マニュアル作成の一式は30,000円〜、納期7日前後です。

大手クラウドソーシングサービスが公開している発注相場ページを2026年9月14日に確認したものです。

制作会社の5分の1以下の水準ですが、この価格帯で任せられるのは、多くの場合「決まった内容をきれいに清書する」作業です。何を載せるべきかの判断、情報の取捨選択、商談での使われ方を踏まえた構成の設計までは、単価に含まれていないと考えたほうが現実に近いです。

手元に原稿と構成が揃っていて、見た目を整えるだけで足りるなら、この選択は合理的です。逆に「何を言えば相手に刺さるのかが、まだ決まっていない」状態で依頼すると、安く発注したはずが作り直しになり、結果的に高くつきます。

月額・定額制という選び方

資料が継続的に発生する場合は、都度発注ではなく月額制を選べる会社もあります。先ほどのA社は、月額支援プランを10万円〜/月(税別)で公開しています。

月額制が向いているのは、次のようなケースです。

  • 営業資料を商談相手ごとに作り替えている
  • ウェビナーや展示会が定期的にあり、そのたびに資料が必要になる
  • 1件ずつ見積りを取って稟議を通す手間のほうが重い

逆に、年に1回か2回しか資料を作らないのであれば、都度発注のほうが安く収まります。月に何枚使うかを先に見積もってから、どちらが合うかを判断してください。

見積りを比べるときの3つの確認事項

相見積りを取ると、ページ単価がバラバラで比較しづらくなります。次の3点を揃えると、同じ土俵で比べられます。

  • 総額で比べる。「10ページを構成から作った場合にいくらか」を各社に聞き、単価ではなく合計で並べます。
  • 修正回数を確認する。2回までを標準にしている会社もあれば、回数無制限の会社もあります。社内で複数人のレビューが入る資料は、ここが総額を左右します。
  • 納品データの扱いを確認する。編集可能な形式でもらえるか、次回以降に自社で使えるデザインの決まりごとを渡してもらえるか。ここが曖昧だと、修正のたびに発注が必要になります。

Deck Up の料金

参考として、当サービスの料金も公開しています。

Deck Up の料金(税抜)
ご依頼の形 料金 内容
既存資料のリデザイン 8,000円〜/1枚 お手元の資料をもとに、配色・レイアウト・図解を作り直します
構成から作る新規制作 12,000円〜/1枚 ヒアリング、構成の設計、原稿の整理、デザインまで対応します
作り放題プラン ライト 150,000円/月 月20枚まで(1枚あたり約7,500円)
作り放題プラン スタンダード 200,000円/月 月30枚まで(1枚あたり約6,700円)
作り放題プラン プレミアム 300,000円/月 月50枚まで(1枚あたり約6,000円)

表示価格はすべて税抜です。単価としては中位の水準です。安さで選ばれることを狙った価格設定にはしていません。構成の設計から関与し、納品時にデザインガイドラインをお渡しして、次回以降は社内で作れる状態を目指すためです。

枚数や内容の難易度によって変動するため、正式なお見積りは無料でお出しします。どのくらいの費用になるか知りたいだけ、という段階でも構いません。

資料の費用感や進め方のご相談はお問い合わせフォームから。料金の詳細はサービス概要ページに掲載しています。