← コラム一覧

Column

5分ピッチの時間配分イメージ

エレベーターピッチやコンペの初回、社内の短い枠など、5分前後で話す場面は意外と多いです。ここで起きがちな失敗は、「会社概要から順に説明しようとして時間切れ」か、「熱量だけが伝わって何をお願いしたいか曖昧」のどちらかです。

短時間では網羅は捨てるのが正解に近いです。代わりに決めるのは次の3つです。誰に向けて話しているかいま相手が抱えている課題の仮説話のあとに取ってほしい次の一歩。この3つが揃っていれば、細部を省いても筋は通ります。

覚えて帰ってほしいことは原則1つに絞り、配分は次のバーが使いやすいです。中央(解決と強み)を最も長く取ると、「で、結局何ができるの?」に答えやすくなります。

誰か
〜1分
課題
〜1分
解決と強み
〜2分
お願い
〜1分
比率は案件で調整。中央(解決)が最も長くなるようにするとバランスが取りやすいです。

ブロックごとのコツ

誰か(〜1分) 名前や肩書より、「どんな立場の人に刺さる話か」を一言で。聞き手が自分ごと化できると、あとの課題パートの集中が上がります。

課題(〜1分) 世の中全体の課題ではなく、その場の聞き手が今日抱えていそうな痛みに寄せる。データ1点か、短い事例1行でも「具体」があると信頼が出ます。

解決と強み(〜2分) 機能の列挙より、課題がどう楽になるかを時系列やビフォーアフターで。差別化は「他社批判」ではなく、自分たちが選ばれる理由を1つに絞ると時間内に収まります。

お願い(〜1分) 「ぜひご検討ください」で終わらせず、次の面談・資料送付・デモ・紹介など、取れる行動を一つに決めて言い切る。連絡手段(メール、フォーム、名刺)までセットにすると動きやすいです。

スライド枚数の目安

5分で5〜8枚前後が扱いやすいことが多いです。1枚に情報を詰め込みすぎないことと、逆に見出しだけのスライドが続かないことの両方がポイントです。話す速度が速い人ほど枚数を増やしすぎないほうが、聞き手の理解と同期しやすいです。

質疑が必ず付く場では、補足用の「奥のスライド」を別セクションに用意しておくと安心です。本編は5分のまま、聞かれたところだけ深掘りするイメージです。

よくあるつまずき

  • 冒頭で沿革・組織図に入り、本題に入る前に時間がなくなる
  • 「うちは何でもできます」になり、記憶に残るフックがない
  • 締めが曖昧で、相手が「で、私は何をすれば?」と持ち帰れない

ピッチ資料の構成整理・スライド化は、Albarise の資料制作代行 Deck Up の支援範囲です。時間制限とゴールに合わせて、話す順とスライド枚数まで一緒に詰められます。

お問い合わせ・ご相談はこちら。